この記事では、ピアノメーカーや金額や重量について、意外と多い購入時の落とし穴3つを紹介していきます。
- グランドピアノやアップライトピアノのメーカーや金額やサイズについて詳しくわかる!
- ピアノを設置するときや搬入するときの注意点が詳しくわかる!
ピアノが欲しいけど、どんな風に選んだらいいかわからないわ…。
そんなあなたのために、ピアノはどうやって選べばよいのかまとめてみました。
最後まで読んだら、迷わずより良いピアノとの出会いが待っていますよ!
ピアノメーカー購入NG候補とは?外すべき理由を必読!
良いピアノとはどんなピアノか考えていたとき、「これだ!」と思う言葉がありました。
それは、
丁寧に上手に弾くと綺麗な音色が出て、雑に弾くとちゃんと汚い音の出るピアノ
です。
要するに、弾き方によって繊細に音の違いが出るピアノが良いピアノということですね♪
ここから本題ですが、ピアノのメーカーで思いつく名前ってどんなものでしょうか?
例えば、海外だとスタインウェイが最高級だと言われていますし、日本だとヤマハやカワイも良いピアノとして世界的に有名ですよね。
では、反対に良くないピアノメーカーはどこなのでしょうか?
それは、中国のピアノメーカーです。
スタインウェイやヤマハやカワイに比べて中国製のピアノは安く手に入りますが、品質はあまり良くありません。
ですから、安いからと安易に購入を考えることはおすすめできません。
ピアノはメーカーだけが重要?ほかにも気をつけないと後悔する事とは?
ピアノはメーカーによって出来が違うことはもちろんですが、同じメーカーのピアノでも購入する販売店によって性能が変わってきてしまいます。
なぜなら、販売店で入荷した時点では、まだ調整が仕上がっていないからです。
なので、ピアノはメーカーで選ぶことも大切ですが、販売店も同じように選ばないといけないということですね!
そして、ピアノは弦楽器なので音も少しづつ狂ってしまうので、定期的に調律が必要です。
そういったメンテナンスもしっかり補償してくれる販売店であることも大切なチェックポイントです!
ピアノの金額って?ピンキリだから庶民の相場をチェック!
良いピアノはどんなものかわかったところで、次はピアノ価格の相場を見ていきましょう!
表にまとめてみたので、ご覧ください⬇︎
グランドピアノ | 安くて200万円、1000万円超えるものもたくさんある |
アップライトピアノ | 50万円〜120万円 |
電子ピアノ | 2万円〜5万円 |
こうして見ると、グランドピアノと比べてアップライトピアノは安くなっているので手に入れやすく思えます。
そしてグランドピアノだと家庭で使うには場所をとりますが、アップライトピアノだと小型で金額も安いので家庭で使いやすいですよね!
ピアノは金額が高いほど良いピアノなの?ここだけの驚きの真実とは!?
ここで疑問に思うのが、「ピアノの金額が高いほど良いピアノなのか?」ではないでしょうか?
⬆︎の項目でも書いたように、良いピアノ=弾き方によって繊細に音の違いが出ることでした。
ですので、金額が高ければピアノの品質もより高いというわけではありません。
例えば、スタインウェイだと1000万円するピアノでもヤマハだと180万円で買えてしまいます。
しかしその違いは「大量生産できるかどうか」の違いで、スタインウェイは職人がひとつひとつ手作業でピアノを作りますが、ヤマハは反対に工場で大量生産しているのでその分価格が安くなります。
ですから、金額が高くてもピアノの品質がより高いということにはならないのです。
ピアノは重量やサイズも重要!搬入や設置で悲劇となる前に確認3つ!
ピアノの購入を決めたら、次は自宅に設置するときの注意点を確認しておきましょう。
まずは、ピアノのサイズから見ていきましょう!
ピアノのサイズは、⬇︎の通りです。
グランドピアノ ➡︎ 高さ約100cm × 幅約150cm × 奥行き約150cm〜275cm 重さ約250kg〜500kg未満
アップライトピアノ➡︎ 高さ約110cm〜130cm × 幅約150cm × 奥行き約50cm〜60cm 重さ約200kg〜250kg
こうしてみると、グランドピアノは型によって奥行きや重量の幅が広いですよね!
グランドピアノはホールなどの施設にあるイメージですが、小型のものだと3畳でおさまる奥行き150cmの大きさのグランドピアノがあるので、自宅に設置するのも夢ではありませんね^^
ピアノ設置で念のため確認する事とはズバリこれ!
自宅にピアノを設置するときの注意点1つ目は、床の「積載荷重」についてです。
住宅の居室の床の「積載荷重」については、建築基準法施行令の第八十五条に決まりがあり、1平方メートルあたり180kgの荷重に耐えることとされています。
ですからアップライトピアノは4点で重さを支えていて、1点あたり50kg〜60kgの荷重になるので、構造上は補強なしでも問題ないはずです。
しかしながらピアノは常に同じ場所に置いておくもので、簡単に動かせるものでもありませんよね。
さらに長年そのまま置いておくと床が凹むなどの原因にもなりますので、施工業者やハウスメーカーに耐荷重について確認することをおすすめします。
長年使いたいピアノだからこそ必要なものとは?
自宅にピアノを設置するときの注意点2つ目は、「床の負担やピアノの劣化を防ぐ対策をする」ことです。
アップライトピアノの場合、キャスター(ピアノの脚にあるタイヤ)の下にインシュレーター(キャスターがハマるお皿のようなもの)を一般的な洋室に使います。
そうすることで、床が傷つくことを防げるのです。
また、床暖房がある場合は、断熱ボードをピアノの下に設置することで、熱からピアノを守ります。
さらに、マンションなど階下への振動が気になる場合は、防振用インシュレーターというものもあります。
⬆︎のようなアクセサリーを使って、床やピアノを守りましょう!
ピアノ搬入で一番大切な事とは?これは最重要事項です!
自宅にピアノを設置するときの注意点3つ目は、「自宅に入るサイズのピアノかどうか」です。
設置する部屋に入るサイズのピアノかどうかはもちろん、エレベーター、階段、玄関が通れるサイズかどうかも確認しなければいけません。
ピアノ搬入に必要なスペースは、ピアノ本体の寸法➕10cmに加えて、人間一人が通れるくらいの隙間があることです。
もし⬆︎のようなスペースがない場合、窓やベランダから搬入したり、クレーン車でピアノを釣り上げて搬入することもあります。
しかしながら、アップライトピアノより搬入が大変と思いがちなグランドピアノですが、本体と脚・ペダル部分を外すことができるので、案外狭い入り口も難なく運ぶことができます。
ですので、狭いスペースだからこそグランドピアノを選ぶというのもアリかもしれませんね♪
後悔しないピアノの選び方とピアノ搬入と設置の注意点とは?
今回の記事では、ピアノメーカーや金額や重量について、意外と多い購入時の落とし穴3つを紹介してきました。
再度まとめると、
- ピアノはメーカーだけでなく販売店を選ぶ事も重要で、良いピアノとは金額ではなく弾き方によって繊細に音の違いが出るピアノという事がわかりました。
- ピアノの金額は、グランドピアノだと200万円〜1000万円でアップライトピアノだと50万円〜120万円という事がわかりました。
- ピアノを自宅に設置するときは、床の積載荷重をチェックし、キャスターにはインシュレーターをつけ、搬入するときは入り口のスペースがどれくらいあるかチェックする必要がある事がわかりました。